ワキガ・多汗症とはどんな症状?それぞれの特徴と対策を紹介

ワキガの原因と、症状の特徴

人間の身体にはエクリン腺など汗が出る汗腺がありますが、コンプレックスに感じる方が多い強い体臭を引き起こす「ワキガ」の症状は、ワキ部分に多い「アポクリン腺」という汗腺から分泌した汗で引き起こされるのが特徴です。

この汗腺から出た汗にはタンパク質や脂質、鉄分にアンモニアなど色々な成分が含まれています。この汗を皮膚にいる常在菌などがエサとして分解するという汗の仕組みがある事をご存じでしょうか。

この菌が色々な成分を含んだ汗をエサとして分解する時に出るニオイが、独特な強い体臭をもたらす原因になると考えられています。

ワキガの対策

独特の強い体臭を引き起こすワキガは、重度になると制汗剤だけでケアするのが難しくなってしまいます。体臭の悩みを解消したいという場合、治療や手術を検討してみましょう。

色々な治療法がありますが、臭いの原因となるアポクリン腺を医師が目視で1つずつ取り除いていく、剪除法は体臭改善の効果が高く、しかも再発の心配は無いのが魅力です。

剪除法の他にも傷跡が目立ちにくい、超音波法やマイクロレーザー法などもあります。

最近はメスを一切使わずアポクリン腺を破壊できる、マイクロウェーブという最新の治療法が注目を集めているようです。

多汗症の原因と、症状の特徴

ワキや手の平、顔などから多くの汗が出てしまう症状に多汗症が挙げられます。緊張した際などに、ドッと汗が噴き出してしまうのが特徴です。精神的なストレスを感じると、自律神経の1つ交感神経が優位に働きます。交感神経の働きが活発になると、汗が出る仕組みとなっているのが特徴です。

ストレスや不安、緊張を感じて交感神経が刺激される事によって、全身にあるエクリン腺という汗腺から汗が出てしまうのが原因です。

精神的な事が要因になる他に、ホルモンバランスが乱れてしまい交感神経が優位になってしまうなども、汗の量が増えるきっかけとなります。

多汗症の対策

多汗症に悩んでいる方は、汗の分泌をブロックする成分を配合した制汗剤でケアしてみましょう。

ただ、自己流のケアだけで汗の分泌量が減らないという場合は、治療や手術を検討してみる必要が出てきます。

ワキに多く汗をかくという体質の方であれば、エクリン腺という汗腺自体を除去したり破壊するといった治療が有効です。

腔鏡下胸部交感神経遮断術は、交感神経の束を切断して手の平に汗をかきにくくする効果を発揮します。

メスを使う治療に不安を感じる方は、ボトックス注射を検討してみましょう。

汗の分泌を抑制する作用を持つ薬剤を、注射器で注入するだけの簡単な治療法です。